ご無沙汰しております!
城南高校サモア支部の阿賀です!
みなさん、私のこと、覚えてくれていますか?
新年度も始まり、各々新しい学年、新しい環境での生活を送られていることと思います。
やっと慣れてきたという人も、まだまだ慣れずに苦しいわーいという人も
いるとは思いますが、焦らず、ぼちぼちいきましょう!
さて今回、また新しい行事に参加させてもらうことができたので、紹介します!
そう、この時期といえば、「母の日」です!
Happy Mother’s Day !!
なんと、学校で行事が行われるのです。
5月11日の金曜日、全ての授業はなしで、何やらステージがセッティングされています。
何が始まるのか全くわからず、とりあえず自分が担任として入らせてもらっている
Year10-1(日本でいう中3の学年で、成績上位の生徒達が集められたクラス)へ。
クラスに入ると、生徒たちがそれぞれ持参した日用品(ラバラバと呼ばれる腰に巻く布や
石鹸など)を、一箇所に集めています。
そして、黒板に書いた文章を全員で読み上げて、何かの練習をしています。
そのセリフの中に、私の名前も!「ん?なんだ?」と思っていましたが、ふと気づくと
女性の先生が誰もいません。
Year10-1のクラス担任にも女性の先生が一人いますが、練習の指揮をとるのは
男性の先生のみで、女性の先生の姿は見えません。
練習が終わり、教室から出ると、ステージ付近に生徒たちが集まってきています。
そしてしばらくすると、職員室から女性の先生たちがまとまってステージの方にやってきます。
校長先生が司会を務め、「エントリーナンバー1、〇〇先生!」と呼びかけると、
ステージ脇から颯爽と登場し、大きな歓声とともにステージ上に上がります!
なんと、最後に私も呼んでもらい、ステージの上へ。
お祈りをして、プログラムスタートです。
各クラスの生徒がステージ前に出てきて、そのクラス担任の女性の先生が指定された場所へ。
生徒たちから、「いつもありがとう」とメッセージを伝えたり、替え歌を歌ったり、
贈り物を渡したりしています。
そして音楽をかけ、生徒が先生を呼ぶと、先生たちは踊りだし、生徒は大盛り上がり!
そう、学校でのHappy Mother’s Dayは、女性の先生に対して感謝を伝える行事でした。
私も自分のクラスの子から、感謝の言葉と、贈り物をもらいました。
教室で練習していたのは、これだったんですね。
手作りの花の首飾りや、サモアのネックレス、そして大量の石鹸などをもらいました。
バイマウガカレッジのメンバーの一員として受け入れてくれていること、そして
クラスの生徒達や先生方が、私のことを大切にしてくれていることがひしひしと
伝わってきて、本当に嬉しかったです。
週末の5月13日の日曜日は母の日でした。日本もサモアも、一緒の日です。
サモアでは日曜日に各教会でイベントが行われます。
日本でも母の日にはお母さんに贈り物をしたり感謝を伝えたりしますが、
サモアでは自分のお母さんはもちろんですが、全ての女性に対して
感謝を伝える日という印象が強く、人々のつながりを強く感じました。
日本も見習うべき、サモアの良いところの一つだと思いました。
5月の連休明けで体調を崩しやすい時期だと思いますので、
休養を十分に確保しつつ、元気に楽しくお過ごしください!
以上、城南高校サモア支部の阿賀がお伝えしました!