学校長挨拶

岡山県立高梁城南高等学校
校 長   武村 克彦

高梁城南高等学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

本校は、再編整備により平成16年春に新しい高等学校として生まれ変わり、今年で21年目を迎えました。
現在、電気科、デザイン科(工業系)、環境科学科(農業・福祉系)の3つの学科を有し、生徒たちが地域で必要とされる人材として自己実現するためのサポートをミッションとしています。そして、校訓である「知」、「心」、「技」を兼ね備えたスペシャリストになるために、1年生の共通の基礎科目の履修後に、2年生から各科における専門分野の学習のさらなる「深化」が可能となる「コース制」を実施しています。

私たち教職員は「人間(ひと)づくり~夢づくり~」を合い言葉に、教育活動の中に多くの「仕掛け」を準備しています。
授業では、複数教員による少人数指導やティーム・ティーチング、習熟度別指導を実習や専門教科等に取り入れ、また、専門高校ならではの様々な資格取得、校外でのインターンシップなどを積極的に推進することで、「夢づくり」を図っています。

これまで、地域の方々から多くのご支援を頂きながら、地域をフィールドに探究ベースでの学びに取り組んできました。
1年生の総合的な探究の時間では「高梁学」として、この地域について学びます。さらにそこで学んだことをもとに、2年生以降では、各科・学年の枠を超えた協働学習を行っています。
「高梁観光弁当」の企画・製作・販売につなげたり、SDGs取り組みのの一環として「キャンドルナイト」を主催するなどの社会貢献活動なども行っています。
また、高梁城南高校生は、4年目を迎える「JonaCafe」をはじめ、地域のマルシェへの学科を超えたイベント参加など、地域で愛され、親しまれています。多岐にわたる活動に取り組みながら「人間づくり」を図っています。
これらの学習を通じて、自分たちが学んだものを地域に還元しつつ、実社会で生きる力を身に付けることはまさに生徒たちの「夢」の具現化につながっていきます。

「天空の城」を頂く城下町の歴史と文化の薫る学舎で、生徒たちは日々の学校生活を楽しみながら、生きがいのある人生の基盤づくりを目指して、毎日精一杯頑張っています。
このホームページをご覧いただくことで、本校について理解を深めていただくとともに、生徒の活躍の様子を知っていただければ幸いです。