高梁城南高校で「株式会社」を設立します!JONANホールディングス株式会社、2025年夏始動!

高梁城南高校で「株式会社」を設立します!JONANホールディングス株式会社、2025年夏始動!

ものづくり系の専門高校では、日本初!

岡山県立高梁城南高等学校では、生徒の探究活動や地域連携をさらに発展させる取り組みとして、地域と連携し「JONANホールディングス株式会社」を設立します。
商業高校以外の公立専門高校では、日本初の取り組みです。

まずは、こちらの動画をご覧ください!

 この株式会社は、地域の大人や卒業生が出資し、実際に法人登記を行う「本物の会社」です。運営は高校生たちに委ね、生徒の企画や探究プロジェクトを実際に商品化・サービス化・販売・収益化を目指していきます。
 電気科・デザイン科・環境科学科の「専門的な学び」と「地域の課題解決」を結びつけ、実社会とつながる「学びのプラットフォーム」として株式会社を機能させていきます。

地域と大人や卒業生と連携、株式会社を設立

下の図にあるように、地域の大人や卒業生と協力して、株式会社を設立します。
校内でも会社の創業メンバー(運営メンバー)を募集し、活動していきます。

主役はあくまで高校生。
生徒の学びや活躍の場を広げるための株式会社です!

3学科の専門的な学びや探究活動✖️ビジネス

会社を作ることで、電気科・デザイン科・環境科学科の3つの学科の学びを、ビジネスとして展開できます。

高梁城南高校で実践してきた
たくさんの地域連携プロジェクトも・・・

また、高梁城南高校では、これまでもたくさんの地域連携プロジェクトを行ってきました。そうした、生徒たちの企画やアイデアも、会社を通じてビジネス化することで、さらに可能性を広げることができます。

どうして公立高校が会社を?
会社設立することでクリアしたい「壁」

ところで「高校が会社を…?」と、驚いた人もいるかもしれません。

でもこれは、地域の未来を大きく変える、画期的な挑戦なんです。
(商業高校以外の公立専門高校では、日本初です。)

実は、公立高校(高梁城南高校)では、高校生が活動を広げるにはいくつかの壁がありました。

① 予算の制約:やりたいことがあっても予算が足りない

② ビジネス活動の制限:会計制度上、販売や利益を上げることが難しい

③ 商業教育の機会不足:商業科がないため、ビジネスや起業について学ぶ機会が少ない

こうした壁をクリアし、生徒がもっと挑戦できる場をつくるために会社(JONANホールディングス株式会社)を設立します。

生徒のアイデアがビジネスになるまでの流れ

実際に、どのように生徒の企画が実際にビジネスになるのか?
下の図は、企画提案からビジネス化されるまでの流れです。

商品化・ビジネス化、実際にどうやって販売していくか、などは、地域の企業や団体がサポートしてくれます。ビジネス化に挑戦し、実際に収益を上げ、その利益を次の生徒のプロジェクトに回す。そこまで実現できることを理想にしています。

協力してくださる地域の皆さんについて

設立する株式会社は、高梁城南高校に関係の深い地域の大人の方や卒業生が出資し、実際に法人登記を行います。また、この会社設立プロジェクトを応援するコンソーシアム(協力団体)を発足し、多数の地域企業や団体の方、また大学の研究室とも連携していきます。

地域側の協力体制(コンソーシアムを設立します)
・名称:高梁まなびとしごと未来共創コンソーシアム
・代表幹事:横山 弘毅(Happy Collaboration合同会社 代表社員/本校コーディネーター)
・参画団体:
 高梁市 県立高校魅力化推進プロジェクトチーム
 高梁市内及び県内企業、商工機関、金融機関 など
    IPU環太平洋大学 経済経営学部 現代経営学科 大池淳一研究室
 吉備国際大学 社会科学部 経営社会学科 大西正泰研究室

会社発起人メンバー
本校に関係の深い地域や卒業生が出資し高校連携型の株式会社を設立します。
・横山 弘毅(Happy Collaboration合同会社 代表社員/本校コーディネーター)
・松本 聡(株式会社松本 専務取締役 ※旧・高梁工業高校 卒業生)
・三宅 祥晴(株式会社三宅製菓本店 代表取締役)
・中山 惇之丞(本校卒業生、岡山商科大2年生)

これまで以上に、より実践的な学びを!
会社を設立することで実現したいこととは?

ビジネスの立ち上げから運営までを、会社を通して実践的に学ぶ。
これが「JONANホールディングス株式会社」を設立する最大の目的です。

さらに、高校で会社を作ることで実現したいことが、大きく3つあります。

①地域での資金循環
プロジェクトの収益を次の活動に活かし、地域の支援で得た活動資金をを「循環」させる仕組みをつくる。

②アントレプレナーシップ教育(起業家教育)
地域の起業家が先生に。アイデアを形にし、ビジネスを動かす実践的な学びを提供。

③地域連携のさらなる強化
校内拠点「JonaLab(ジョナラボ)」をハブに企業や大学とさらに連携を強化、新しい価値を共創します。

「仕事がない」ではなく、「仕事を創り出せる」
「何もない」ではなく、「ワクワクを生み出せる」

自ら起業したり、新しい事業を始めたり、デザインやクリエイティブ制作でクリエイターとして活躍したり。ものづくりのチカラ(専門性)を活かして、新たな価値を生み出す、課題解決できる、地域や社会をもっと面白くできる人材を、これまで以上に育てたいと考えています。

あなたの企画やクリエイティブを 
高梁城南高校で商品化・ビジネス化しませんか!?

最後までお読みいただきありがとうございました!
中学生の皆さんは、ぜひ高梁城南高校で、自分のアイデアやデザインしたものを、商品化・ビジネス化してみませんか?

他の高校ではできないチャレンジが、高梁城南高校ならできますよ!

高梁城南高校の生徒たちが、地域の未来を自らつくるプレイヤーになる。
ワクワクする取り組みが始まります!

合言葉は「失敗おめでとう」!

もちろん、そう簡単にうまくはいかないかもしれません。
失敗することもあるかもしれません。

でも、高梁城南高校には、生徒の挑戦を本気で後押しして、教員もいっしょに試行錯誤して、失敗しても、そこから共に学ぶ、共に成長していく、そんな文化があります。

(写真は昨年開催した『失敗の日』の様子)

合言葉は──

「失敗おめでとう」!

新しい挑戦と冒険に、一緒に走り出しませんか?

以上、高梁城南高校の「株式会社設立プロジェクト」の紹介でした!
続報を楽しみにしていてください!