【電気科】地元企業とコラボ!学生の思いをインタビュー

地元企業と連携した実践教育

〜住友電工焼結合金株式会社とのコラボレーションを通じて学ぶこと〜

高梁城南高校電気科の3年生が、地元企業・住友電工焼結合金株式会社との連携で行っているプロジェクトについて、参加している生徒たちにインタビューを行いました。
プロジェクトの背景や取り組み内容、そしてその中での学びや気づきをご紹介します。


◆ 最初は不安、それが「やってみて良かった」に変わった

住友電工とのコラボレーションが始まった当初は、「やったことがない内容で不安だった」と話す生徒たち。しかし、企業の方々の丁寧な指導によって「自分たちでもできる」という自信に変わったそうです。


◆ アルコール消毒機の自動化に挑戦

今回のプロジェクトでは、感染症対策の一環として「手動のアルコール消毒機を自動化する」装置の製作に取り組んでいます。アイデアは生徒たち自身によるもので、CADを使って部品を設計・加工するなど、技術面でも本格的な挑戦を続けています。


◆ 苦労もあるけど、仲間との協働が楽しい

「内部の構造が複雑で難しい部分もありますが、6人のチームで協力しながら進めるのが楽しい」と語る生徒たち。作業中のコミュニケーションや意見交換も、ものづくりの醍醐味のひとつだと感じているようです。


◆ 現場のプロの姿から得た学び

実際に企業の現場を訪れたことで、学校では得られない学びも多くありました。「話し方や動き一つをとっても、知識や経験の差を感じた」と、プロの仕事ぶりから多くを吸収しています。


◆ 地域とつながる学びの魅力

「学校の中だけでは分からないことが、企業と関わることでたくさん見えてきた」と語る生徒たち。地域のために行動すること、実際の社会に貢献する経験が、自分たちの成長につながっていると実感しています。


◆ このプロジェクトが目指す未来

「手動だと目立たず使われないこともあるけど、自動化すればもっと多くの人に使ってもらえる」と語る生徒たち。完成した装置は、企業の食堂入口などに設置される予定で、日常的に使われる実用性の高い製品としての完成を目指しています。


今回の取り組みは、地域と連携しながら実社会に触れることで、生徒たちの「考える力」や「実行する力」を育む貴重な機会となっています。
今後も高梁城南高校では、地域や企業と連携した実践的な学びを大切にしてまいります!!