【デザイン科】課外授業「アニメーションの背景美術に挑戦しよう!」

先日、デザイン科2年生を対象にアニメーションの美術監督を外部講師に招き課外授業を行いました。

講師紹介

藤野 真里(ふじの まり)先生

㈱スタジオPablo 美術監督

アニメーションの背景美術の制作に携わり、美術監督として活躍されています。

代表的な作品 

 TVアニメ 『どろろ』 美術監督(2019年)

 TVアニメ『Sonny Boy』 美術監督[2021年)

 TVアニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』美術監督(2022年)

 映画『ドラえもん のび太の地球交響楽』美術監督(秋山健太郎氏と共同)(2024年)

2022年には文化庁による企画展示「自由な発送、大胆な挑戦〜日本の女性アニメーション制作者たち〜」にも選出されました。

2年前にもアニメーションの背景美術のお仕事について講演会をしていただき、今回で2度目の授業となります。

背景美術の仕事について、アニメ業界に入るために必要なこと、さらに背景美術の背景の描き方を実際に教えていただきました。

チームで作品を作り上げていくときのコミュニケーション能力の重要性、誰も見たことのない新しいものを作り出すために面白いと思うものを発見する力を身につける大切さになどついて語っていただきました。

アニメ業界に興味のある生徒もおり、真剣にお話を聞いているようすでした。

▼動画を使っての解説を聞いている2年生

▼まずはキャラクターの位置を考慮しながら雲をレイアウト(配置決め)をしていきます。

▼TMKポスター紙という実際の現場で使用される紙を使いながら空を描きました。

▼いろいろな雲が出来上がりました。

普段と違う描き方で、きれいかつとても素早く描くので最初はぎこちない生徒たちでしたが2枚目に制作したものはコツを掴んでそれぞれ良い作品ができていました。

現場のプロの技法を体験できる貴重な機会となりました。

藤野先生、ありがとうございました!